玉野市は耐震化されていない校舎に通う児童の安全確保のため鉾立小学校を2025年の4月から休校とする方針を発表しました。
玉野市は児童の安全確保のため市内で唯一耐震化されていない木造校舎の鉾立小学校を2025年4月から休校とし、およそ2.6キロ離れた胸上小学校へ通学する方針を決めました。
児童が通学するためのスクールバス2台の購入費用として、1900万円を債務負担行為で12月議会に提案します。
購入するのは、最大で32人が乗れるマイクロバスで、鉾立小学校の全校児童およそ50人が登下校できるように2台を準備します。
玉野市はこれまで耐震補強工事やプレハブ校舎の建設など鉾立小の児童の安全対策を議会に提出していましたが、反対多数で否決されています。
この予算案が12月議会で可決されれば、来年度の当初予算に組み込まれます。
鉾立小の校舎の活用については現在決まっておらず、今後検討していきます。