公立中学校の部活動を学校単位から地域単位へと変えていく「部活動の地域移行」について総社市は、協議会を開き今年度の活動を振り返るとともに新年度の取り組みについて検討しました。
協議会ではまず今年度の活動を振り返りました。
まずは、去年5月から始まった総社中と昭和中の休日の合同部活動について運動部・文化部合わせ7つの部で活動が行われ長期休みを中心に50回以上の活動があったことが報告されました。
中でも、バスケットボール部については休日の活動を学校から独立した地域クラブとして行い、大会にも合同チームで出場しました。
また、部活動の指導を行う地域人材=部活動指導員については大学生のアシスタントを含め18人を確保し市内4つの中学校に11人を配置。
去年9月には指導員の研修会を開催するなど令和8年の本格始動に向け順調に準備ができたと振り返りました。
また、新年度からは新たに市内で唯一、ハンドボール部がある総社西中の活動に他校の生徒が参加できる「拠点校制度」を導入する予定です。
生徒それぞれが希望する部活動ができる環境の整備を目指します。
この他、総社中・昭和中のバレーボール部の地域クラブ化休日のみだったバスケットボール部の地域クラブとしての活動を平日にも行っていきたい考えです。
新年度からは資金や指導者を提供してくれる企業との連携についても検討していきます。