高梁川流域にある10の市と町で構成している高梁川流域連盟が設立70周年を記念して10日に講演会が開かれました。
高梁川流域連盟は倉敷の実業家・大原總一郎の提唱によって1954年に発足しました。
今年度で70周年を迎えたことを記念して行われた講演会には、倉敷市民を中心に約210人が参加しました。
講師を務めるのは大原總一郎の孫である大原美術館の大原あかね理事長です。
大原さんは、大原總一郎が提唱した「高梁川流域連盟趣意書」を基に、これまでのスポーツや文化交流などの連盟の歴史を振り返るとともに未来への思いを話しました。
大原美術館 大原あかね理事長講演のあと、大学生や高校生6人を交えパネルディスカッションが行われました。
6人それぞれが思う地域のイメージや客観的に見たイメージを色や手触りで表現。
現時点での地域の見え方を踏まえたうえで、この先の地域の理想的な将来像を意見交換しました。
高梁川流域連盟ではことし9月、70周年記念としてゲストランナーを招いて高梁川流域 中学・高校リレー大会を開催する予定です。