金魚とアートが融合した幻想的な世界が広がる「金魚ミュージアム」があす(11日)からイオンモール倉敷で始まります。
開催を前に内覧会が行われました。
会場では、40種類の金魚約1000匹が6つのエリアに設けられた色とりどりの水槽を泳ぎます。
毬のようにまん丸な「ピンポンパール」、約25センチの大きさの「ローズテール和蘭獅子頭」、目の下に大きな袋を持つ「水泡眼」など形や大きさはさまざまです。
「くらしき金魚ミュージアム龍と金魚のものがたり」と題されたこの展示を手掛けたのは、全国でアートアクアリウムをプロデュースするGAKYOMIYAZAWAさんです。
岡山がテーマのエリアには、備前焼作家・藤原和さんの作品を水槽に取り入れています。
重厚感ある備前焼の周りを金魚が優雅に泳ぐ様子を鑑賞することができます。
また、倉敷美観地区を背景にした水槽を泳ぐのは、「龍鱗和金」です。
龍のような鱗を持つ金魚で、倉敷などを流れる「高梁川」が「龍」と呼ばれることに合わせて組み合わせました。
そのほかにも、竜宮城をテーマにした空間や万華鏡を使った撮影も楽しむことができます。
きょう(10日)は、開催より一足早く地元・中洲保育園の園児も招待されました。
園児たちは初めて見る金魚やデジタル金魚すくいに夢中です。
「くらしき金魚ミュージアム」は、あす(11日)から9月16日までイオンモール倉敷2階のイオンホールで開催されます。
◇中学生以上1200円 小学生600円 未就学児300円 3歳以下無料