総社市の子どもたちに日頃なかなか経験できないようなことを体験してもらおうとチャレンジイベントが開かれました。
チャレンジイベントには総社市の神在小学校の児童や神在コミュニティ協議会のメンバーなど約60人が参加しました。
調理室を覗いてみると児童たちが一生懸命じゃがいもや玉ねぎ、にんじんなどを切っています。
そう、きょうはみんなでカレーライスを作ります。
カレーライスに使うじゃがいもとたまねぎは神在地区の老人クラブ「夢クラブ」のメンバーが育てて児童が収穫したものです。
具材を切り終わった後は炒めて火を通し、鍋でぐつぐつ煮込みました。
一方こちらでは切って、切って、たくさん切ります!
児童たちがのこぎりを使って切っているのは神在地区で獲れた竹です。
普段あまり使わないのこぎりに苦戦している様子も見られましたが、無事に切り終えました。
そして、切った竹はというと・・・米を炊くのに使われました。
約1時間でふっくらとした白米が炊き上がりました。
作り始めて約2時間、竹製のお皿と地元で獲れた野菜たっぷりのカレーライスが出来上がりました。
子どもたちは地域の人と協力して作り上げたカレーライスをおいしそうに頬張り、あっという間に完食しました。
このイベントは普段子どもたちが集まる機会が少ない公民館を活性化し、元気にしようと神在コミュニティ協議会が初めて開きました。
神在コミュニティ協議会では来年も今回のようなイベントを開催したい考えで、10月には子ども向けのイベントを予定しています。