子どもたちに作業療法士の仕事やリハビリについて知ってもらおうと、倉敷市の専門学校・川崎リハビリテーション学院で、体験型イベントが行われました。
川崎リハビリテーション学院が開く「なつやすみリハビリのお仕事体験」の午前の部には、小学生の親子9組が参加しました。
専門学校の作業療法学科の教員が講師となり、3つのブースにわかれて作業療法士の仕事内容やリハビリについて体験しながら学びます。
こちらは、スプリントと呼ばれる骨折した時などのリハビリ治療で臨時的に固定する時などに使われる器具の製作体験です。
お湯で柔らかくなる素材を使い、指の合わせて切ったり形を整えたりして、自分の指にぴったりのスプリントを作りました。
このほか、段ボールで作った義手で物を掴む体験や、腕の筋肉にセンサーをつけて、筋肉の動きで手先を操作する体験、聴診器などの実際に病院で使っている器具を使った検査の体験などでリハビリの仕事を学びました。
このイベントは、作業療法士がどのようなことをしているのか小中学生に知ってもらおうと去年初めて開催しました。
あすは中学生を対象に開かれます。