総社市議会11月定例会が開会し、きびじアリーナに空調を整備する基本計画策定のための費用を、債務負担行為として設定することが可決されました。
11月定例会初日に議決する議案として、昨今の気温上昇からきびじアリーナなどの施設に空調を整備するための基本計画を策定するため来年度までに4500万円の予算計上を約束する債務負担行為を設定することが執行部から提案されました。
一部議員が反対しましたが、賛成多数で可決しました。
空調は、メインアリーナ、サブアリーナ武道館の3つの施設に整備する予定で、工事は、2026年6月末の完了を目指します。
また、今回の議会で提案された11月補正予算案の一般会計の総額は5億1500万円です。
このうち、米を中心に当初の見込みから約3億円増加したふるさと納税の返礼品の準備にかかる経費として1億6000万円、高齢化が進む地域に無償で貸し出す草刈り機の購入費用として1000万円などが盛り込まれています。
そのほか、来年4月21日から業務を始める新しい庁舎の目玉となる1階フロアの総合窓口で、手続きや相談事などのワンストップ体制を整備するため、「市民生活部」を新年度から「あたたか市民部」へ変更する条例の改正案を提出しました。
11月定例市議会は来月5日(木)から一般質問が始まり、20日(金)に閉会します。