倉敷市の新渓園で新春恒例のかるた大会が開かれました。
「畳の上の格闘技」とも呼ばれる競技かるた。
短歌の上の句が読み上げられると、下の句の書かれた札を素早く取り合います。
大会には地元の子どもたちや競技かるた部の高校生、社会人など、県内外から約60人が参加しました。
「競技かるたの部」は4段以上や初段など階級ごとに部門が分けられ、トーナメント形式で対戦します。
50枚の札を取り合い、相手より先に自陣の札を無くすことができれば勝ちとなります。
試合の経過と共に変化する「決まり字」の暗記や、読手の声に瞬時に反応する反射神経が勝敗を左右します。
参加者は、日々の鍛錬で培ったしなやかな動きで札を取り、畳をたたく力強い音を響かせていました。
会場では 腕前に関係なく参加できる「ちらしどりの部」も開かれました。
「新春かるた会」は倉敷市文化連盟などの主催で開かれていて、今年で57回を数えます。
なお、競技かるたの部の全勝者に贈られる「優秀賞」の受賞者はご覧の通りです。