倉敷市は、平成30年の豪雨災害の発生から復興までの5年間をまとめた記録誌を作成しました。
今後、市内の小中学校や図書館、支援してくれた県外の人たちにも届けられます。
「真備地区 復興のあゆみ」と題された記録誌では80ページに渡り災害発生から5年計画で進められた真備地区復興計画の記録が記されています。
きのう(10日)行われた会見で伊東香織市長が完成を報告しました。
冊子は3つの章で構成されています。
第1章では災害発生直後の写真や被害の状況、そして発生の原因が説明されています。
続く第2章では、倉敷市が復旧に向けて行った施設や住まいの復旧、復興計画の策定、被災者の見守り支援といった取り組みをデータと共に詳しく紹介しています。
そして、第3章では復旧・復興していく町の様子や今後に向けた防災の取り組みを紹介。
災害発生から現在に至るまでの道のりが記されているほか地元住民や国土交通省の職員など復興に携わった17人のインタビュー記事も掲載されています。
記録誌は、倉敷市のホームページで公開されていて誰でも閲覧することができます。
また、3月下旬には製本され市内すべての学校や公民館、図書館に配布されます。