地域の活性化に繋げようと倉敷市阿知3丁目付近やあちてらす倉敷を会場としたイベント「阿知フェス」が1日(日)に開かれました。
数々の古民家が残る古風な町並みでにぎわい創出を目的に開かれた「阿知フェス」です。
倉敷美観地区より大通りを挟んで西側にある阿知3丁目エリアを中心に、グルメやワークショップなど130を超える屋台が集まりました。
ほかにも路上パフォーマンスやステージショーなども行われ、様々な催しで訪れた人を魅了します。
こちらは手作りキャンドルの体験ができる店「キャンドルフェアリー」です。
粘土のように柔らかくなるロウをこねて世界に一つだけのオリジナルキャンドルを作りました。
古民家ならではの催しも。
築100年を超える古民家の一つ・内田邸に設けられたのは、倉敷市白楽町で活動する煎茶道グループによる菩提仙唐流のお茶席です。
訪れた人たちは古民家ならではの和の雰囲気と茶道具や屏風、季節の生け花などを愛でながら贅沢なひと時を堪能していました。
今年初めて会場の1つとなったあちてらす倉敷には、特設ステージが設けられました。
倉敷市消防音楽隊による演奏や御国幼稚園の園児による歌の披露、さらに岡山県で活動するアイドルも登場し会場を盛り上げていました。
このイベントはかつて商店が軒を連ねる賑わいの町だった阿知3丁目に活気を取り戻そうと、地域の有志でつくる実行委員会が企画しました。
「阿知フェス」は、去年から始まったイベントで今年で2回目の開催となりました。