倉敷工業高校の生徒が、ドローンの研究授業で操縦と室内の撮影に挑戦しました。
倉敷工業高校では、電子機械科の生徒が授業の一環で、ドローンの研究に取り組んでいます。
この日の授業では、3年生9人がドローンパイロットの境恭史さんから操縦方法を学びました。
使うのは、ミニドローンと呼ばれる機体です。
重さが100グラム未満なので、航空法に基づく登録や許可がなくても屋外で飛ばすことができます。
今年度生徒たちは、地域の子どもたちを対象にしたドローン教室を計画しています。
ミニドローンの操縦を通じて飛ぶ仕組みや操作方法などをアドバイスするため、実践しながらコツをつかみました。
そして、最も大切なのが安全です。
操縦を誤りドローンでけがをさせないよう、対策を学びました。
今年度のもう一つの目標が、室内でドローンを飛ばして撮影することです。
今回は、授業中の教室でドローン飛行と撮影に挑戦しました。
まずは、講師の境さんによるお手本です。
今度は教室を変えて、一部の生徒がチャレンジ。
ドローンによる動画撮影は初めてです。
ぎこちない動きでしたが、人や物に当たることなく、安全なフライトに成功しました。
生徒たちは今年度中にドローン教室の開催と屋内での動画撮影に向けて操縦練習を重ねるなどして学びを深めます。