倉敷が舞台の映画「蔵のある街」のロケ地のひとつとなっている倉敷美観地区で、観光客や映画のファンにさらに楽しんでもらおうと専用シアターがオープンしました。
「蔵のある街」専用シアターの「倉敷映画館」は、倉敷美観地区で町家をリノベーションして営業しているカフェ「三宅商店」と映画の実行委員会が協力して作り上げました。
これまでカフェの客席として使っていた2階の一部分を改装し、110インチのスクリーンとゆったりくつろいで映画を鑑賞できる客席10席を設置しています。
客席の椅子は、真備町の家具メーカー「テオリ」の真備町産の竹を使ったリクライニングチェアを採用し、壁は、児島地区のデニムの繊維を混ぜ込んだ藍色の珪藻土を塗りました。
壁には平松恵美子監督や高橋大輔さんなど6人のキャストのサインが書き込まれています。
また、映画の名シーンやロケのオフショットを集めたパネルやサイン入りのポスターなども展示されています。
岡山県内での映画の公開はMOVIX倉敷での1週間限定のアンコール上映で一旦終了していました。
オープン初日のきょうはもう一度観たいと集まった映画のファンや地元の人が訪れ鑑賞を楽しみました。
倉敷映画館での「蔵のある街」の上映は午前10時からと午後2時からの1日2回の上映で、4人以上で貸し切って利用することもできます。
料金は大人2000円、大学生1500円、高校生以下は1000円となっています。




