岡山県に伝わる民話や昔話を次世代へと語り継ぐ「岡山県語りのネットワーク」の交流会が総社市の山手公民館で開かれました。
岡山県語りのネットワークは地域に伝わる民話や昔話・伝説を絶やさぬよう語り手の交流と技術の向上を目的に2008年に設立されました。
現在は備前・備中・美作の28団体221人が活動しています。
毎年恒例となっている交流会には会員や一般客など合わせておよそ100人が集まり選ばれた9団体の代表が民話や昔話を披露しました。
このうち「倉敷語りの会しらかべ」の味野いづみさんは「犬の目玉」という話を披露。
眼病にかかった男が医者から犬の目に入れ替える治療を受け、その結果犬の習性が身についてしまうという滑稽話です。
犬の目を移植した男がだんだん犬のような奇妙な行動をとっていくユーモラスなやり取りでは、会場から大きな笑い声が起こっていました。
また、鈴木泉会長や名誉会長を務める立石憲利さんも民話を披露。
熟練された語り口で訪れた人々を物語の世界へと引き込んでいました。
参加した会員たちは互いの語り口や表現方法を学びながら郷土の歴史や文化を伝える決意を新たにしていました。




