池坊倉敷支部の創立70周年を記念したいけばな展が、天満屋倉敷店で開かれています。
会場の入り口では、倉敷支部青年部が活けたスイートーピーの大作が出迎えてくれます。会期の前日が、バレンタインデーだったことにちなみ、スチールグラスという細長い植物でハートを形作っている遊び心溢れる作品です。今年は、倉敷支部の70周年であり、また、去年はいけばな池坊誕生から550年を迎えたことを記念して会場では、池坊のスタイルの移り代わりを表現。室町時代に、床の間に飾る花として誕生した「立花」の様式も、時代とともに色使いも鮮やかになり、洋室にもなじむように変化していることがわかります。そのほかにも、植物そのものを生かしたシンプルな様式の「生花」や現代的で自由なスタイルの「自由花」などおよそ200点が並んでいます。
【インタビュー】池坊倉敷支部 明田幸子支部長
池坊倉敷支部の創立70周年記念展は、18日(月)まで天満屋倉敷店で開かれています。




