また、金田一耕助の生みの親、横溝正史の疎開宅にも雛人形が飾られています。
会場には、「竹のまち真備」ならではの雛飾りが並んでいます。
地域の人が手作りした真備の竹の船にお雛様を乗せた流し雛や、おととしの西日本豪雨で水に浸かり、ボランティアによって修復されたマビ昭和館の「竹のお雛様」などが展示されました。
真備町岡田の横溝正史疎開宅では、6年ほど前から訪れる人に喜んでもらおうと毎年この時期に雛飾りを行っています。
中でも、ひと際目を引く吊るし雛は、豪雨災害後、箱根から真備町にボランティアとして訪れた人たちが「水害のあった真備町を応援したい」と送ってきた手作りのものです。
長いものでは3メートルもあり、無病息災を願う「さるぼぼ」や鶴など、縁起のいい飾りがたくさんつけられています。
横溝正史疎開宅の雛飾りは、4月1日(水)まで楽しめます。
なお、期間中は疎開宅管理組合特製の甘酒のふるまいも行われます。