新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国的に食品のテイクアウトサービスを始める異業種が増えています。
倉敷市ではこの時期にぴったりな冷たいスイーツを提供する店が人気を集めています。
こちらの本格的なかき氷、何とライブハウスで販売されています。倉敷市老松町のライブハウス「クッキージャー」では6月下旬から、かき氷やタピオカドリンクのテイクアウトを始めました。
特に、柔らかく削られた氷に「エスプーマ」と呼ばれるムース状のソースがかけられた新鮮な食感のかき氷は若者を中心に人気を集めています。
今年で23年目を迎えたライブハウス「クッキージャー」。
新型コロナの影響により、営業を自粛していた期間もあった3月から5月にかけては売上がほとんど無い状態でした。
スイーツやドリンクなどのテイクアウトを始めた6月下旬から7月は売り上げを前の年の3割程度まで持ち直しましたが依然、厳しい状況が続きます。
数年前まではカフェを併設していたことやスタッフの中に飲食店経験者がいることから、テイクアウト開始に踏み切ったそうです。
クッキージャーでは当面、昼の間はかき氷などのテイクアウトを中心に営業を行う方針で、現在は店内に飲食スペースも設けています。
ライブやイベントを開く場合は、来場者への検温実施、換気・除菌の徹底のほか、観客席を減らすなどの感染防止策を行います。