倉敷市立短期大学の学生が、3年ぶりに開催された学外研修で、倉敷美観地区を散策し文化や歴史を学びました。
参加したのは、保育学科と専攻科保育臨床専攻の1・2年生と教員およそ130人です。
学生たちはグループに分かれ、観光ガイド団体・「倉敷案内人グループ」のメンバーの解説を受けながら倉敷美観地区を巡りました。
学生のおよそ3分の1が県外から進学してきている市立短大では、親睦を深めながら大学がある地域について学んでもらおうと毎年この時期に学外研修を行っています。
しかし、新型コロナの影響で中止が続き、今回が3年ぶりの開催となりました。
感染対策として、市外での宿泊研修を変更し、市内で半日のみ、飲食を制限して行われました。
学生たちは、大原美術館や白壁の街並みアイビースクエアなどを見学し、倉敷美観地区に初めて訪れる学生だけでなく倉敷に住む学生も興味深く説明を聞いていました。
市立短大では、今回の研修を参考に来年度から倉敷市の歴史や文化を学ぶ「倉敷学」の授業を開講する予定です。