倉敷を拠点に活動する陶芸家たちの作品展が倉敷市民会館で開かれています。
会場には、倉敷を拠点に活動する15人の陶芸家による個性あふれる陶器や磁器作品、500点近くが並びました。
この作品展は倉敷の陶芸家が集まった「倉敷陶友会」が主催し、新型コロナの影響で3年ぶりの開催となっています。
こちらは天神窯・岡本篤さんによる玳玻盞天目の作品です。
模様が亀の甲羅に似ていることからこのように呼ばれています。
黒色と灰の釉を掛け合わせて模様を出した珍しいもので、花瓶の表面にはツバキの花を表現しました。
また、「普段使いの手に馴染む器」をテーマ作品として、マグカップやぐい呑みなど日頃の生活で身近なものも多く集まっています。
訪れた人は、作家との交流を楽しみながら作品を鑑賞していました。
くらしきの陶芸家大集合はあす29日まで倉敷市民会館1階の市民ギャラリーで開かれています。