玉野市議会臨時会がきょう(23日)開かれ、6月定例会で否決された一般会計補正予算案が可決されました。
定例会での否決の要因となっていた、鉾立小の木造校舎の耐震補強工事に関する費用が予算案から削除される形となり、鉾立小校舎の耐震化については再度、検討されることになります。
玉野市内で唯一、耐震化が行われていない鉾立小の木造校舎については、6月定例会で否決された予算案の中で、1500万円の耐震補強工事費用が充てられていました。
玉野市は今後、住民の要望をはじめ、市議の意見を取り入れ再度検討を行い、耐震補強の実施設計を今年度中に行いたいとしています。
なお、臨時会に提案された、新型コロナ対策をはじめ認定こども園の空調整備、渋川海水浴場の安全対策などを盛り込んだ総額7億4500万円あまりの一般会計補正予算案は全会一致で可決されています。