今月3日に新潟県・山形県で発生した豪雨災害を受け、倉敷市は被災地に支援物資を送りました。
職員も派遣し、自治体の災害復旧作業を支援します。
倉敷市児島阿津の防災備蓄倉庫にある物資を、大雨で浸水などの被害を受けた新潟県村上市、関川村、そして山形県飯豊町に届けます。
まずは被災直後に必要な物資として、泥の処理に必要な土のう袋を1万8000枚、粉じんによる健康被害を防ぐためにマスクを2万7000枚、そして飲み水2400本を送ります。
また、倉敷市でも被災直後、道路に山積みになるなど問題になった災害廃棄物の処理について、過去の反省を踏まえて作った分類看板を活用。
あわせて市の職員6人を派遣し、災害廃棄物処理の初期対応も支援します。
きょうは午前9時に出発式を行い、伊東香織市長が被災地に向かう職員6人を激励しました。
職員は、支援物資を積んだ4tトラック1台、普通車2台に分かれて出発。
今日中に被災地に入り、およそ1週間現地に滞在する予定です。
倉敷市が去年整備した大規模な防災備蓄倉庫から他の自治体へ支援物資を持ち出すのは、今回初めてということです。