鷲羽山や王子が岳などの瀬戸内海国立公園は、今年で指定88年周年を迎えます。
これを記念して88枚の連凧が瀬戸内の空に揚がりました。
青空が広がる中、88枚の連凧が空高く舞いました。
この連凧あげは、今年瀬戸内海が国立公園指定88周年を迎えたことを記念して行われました。
鷲羽山第二展望台には、しおかぜ認定こども園など地元の保育園児およそ30人が集まり、連凧あげを楽しみました。
(凧が揚がるまでみせる)用意された連凧は瀬戸内海をイメージした色合いで、海の青、水色の空、島の緑、そして橋の白の4色です。
連凧をあげたのは島根県在住の連凧あげ名人尾崎利文さんです。
尾崎さんは、2020年に児島地区を訪れた際に瀬戸内の景観に魅了され、定期的に下津井周辺で連凧をあげています。
瀬戸内海国立公園は昭和9年に日本で初めて国立公園として指定され、範囲は瀬戸内海沿岸の岡山県や香川など1府10県にまたがっています。
特に優れた自然景観を保持しているとして国が指定した「特別地域」には県内では鷲羽山や王子が岳、由加山などが指定されています。
青空が広がる中、88枚の連凧が空高く舞い、次の90周年に向けての機運を高めました。