新型コロナの拡大が始まってから3年ぶりに行動制限のないお盆を迎えています。
倉敷市の人気観光スポット倉敷美観地区も、多くの観光客で賑わいを見せていました。
去年のお盆は、全国的に行動制限が設けられ岡山県でも帰省や感染拡大地域との往来を避ける協力要請が出され、自粛ムードが広がっていました。
それに対し今年は3年ぶりの行動制限のないお盆期間ということで岡山県有数の観光地・倉敷美観地区では、県内外から家族連れなどが多く訪れ観光を楽しむ姿が見られました。
美観地区内のさまざまな観光施設でもコロナ前の賑わいに戻りつつあります。
大原美術館では今年の7月から入場制限なしで開館しています。
去年のお盆の入館者数は1日平均500人ほどにとどまっていましたが、今年は1日1600人ほどが訪れていてこれはコロナ前の2019年と同程度だということです。
また、美観地区の展示交流施設「語らい座大原本邸」も、8月に入ってからはコロナ前の水準まで戻っていて去年のお盆期間と比べるとおよそ4倍の人が訪れているといいます。
コロナ禍3年目のお盆休み、活気が戻りつつある美観地区です。