倉敷市のJFEスチール西日本製鉄所で、鉄づくりの現場を知る工場見学会が開かれました。
真っ赤に熱せられた鉄の塊。
温度は1000℃以上です。
JFE西日本製鉄所の工場見学会は4日間行われ、初日の今日(10日) 午前の部には小学生の親子を中心におよそ70人が訪れました。
この見学会は多くの人に鉄づくりの現場を知ってもらおうと、毎年 小学生の長期休みに合わせて開いています。
参加者は製鉄所についての説明を受けた後、バスに乗って後楽園80個分の広さの敷地内を巡りました。
途中訪れたのは、熱延工場です。
ここでは、熱せられた鉄を薄く伸ばして鉄板にする作業が行われています。
鉄の熱気と水蒸気に包まれた工場内の温度は40℃以上。
参加者は汗を流しながらも、迫力ある鉄づくりの現場に夢中になっていました。
JFEスチール西日本製鉄所によると、今回の参加者は4日間でおよそ560人だということです。