玉野市議会3月定例会がきょう(21日)開会し、過去最大規模の新年度当初予算案などが提案されました。
定例会初日、執行部から予算案、条例改正案など25議案が提案され、提案理由の説明が行われました。
このうち一般会計当初予算案は、総額266億7000万円で、前の年に比べ26億円あまり、率にして11%増加しました。
2026年度にかけて行われる大型事業が予算額を膨らませています。
新しい庁舎の整備事業では、実施設計と建設工事にかかる費用として12億6600万円を計上。
岡山市、久米南町と2市1町で進める広域ごみ処理施設の中継施設整備に9700万円を充てています。
2026年度までの3年間で総額30億7400万円の債務負担行為も設定しました。
また、柴田市長が就任当初から力を入れている子育て支援、教育環境の整備についても、新規事業を多く掲げ、予算化しています。
このほか、2006年度から続いている特別職の給料を1年間減額する条例案も提案されました。
市長は月額20%、副市長と教育長は10%減らします。
また、園児の減少などを理由に去年4月から休園している和田幼稚園を今年3月末で閉園すること、荘内南幼稚園を来年3月末で閉園し、荘内幼稚園に統合する議案も提案されています。
玉野市議会3月定例会は27日から質問戦が行われ、来(3)月21日に議決します。