倉敷と京都で活動する作家の作品が一堂に会す「倉敷京都国際文化交流展」がきょう(21日)から倉敷市立美術館で始まりました。
この作品展は文化都市 倉敷と京都の作家が交流することでお互いの地域の文化振興に繋げようと倉敷市在住の洋画家岡本悍久さんが開催しているものです。
2022年に初めて開催され多くの反響があったことから今年、2回目を開きました。
会場には、倉敷の作家18人京都の作家20人の計38人が手がけた個性豊かな作品およそ80点が並んでいます。
絵画や立体、インスタレーションなどジャンルは多岐にわたります。
カラフルに彩られたこちらの作品は岡山在住のアーティスト金孝妍さんの作品 「関係の影」です。
布のキャンパスを収縮しその表面にアクリル絵の具で色付けをするとキャンパスを広げたときに多彩な線が表れたそうです。
絵画のプロセスにこだわり現代アートの要素も取り入れています。
また、こちらは京都から岡山に引っ越してきた天乃 睦拓彫さんの作品です。
作品を囲むのは木を彫って作った3体の宇宙人。
人間の進化を促しています。
新たな時代に突入し変化する人間を表現しているそうです。
この他にも、会場にはジャンルや地域の垣根を超えた多彩な作品が並んでいます。
倉敷京都国際文化交流展は今月26日まで倉敷市立美術館で開かれています。