来年夏公開予定の倉敷を舞台にした映画「蔵のある街」を製作する実行委員会は、倉敷市出身でバンクーバーオリンピック銅メダリストの高橋大輔さんなど、新たな出演者9人を発表しました。
映画に出演するのが初めてという高橋大輔さんは、「スケートを始めて30年という節目の年に、また新たな挑戦をさせていただくことになりました。
今回は映画のお芝居ということで、不安も多々ありますが、新しい自分を発見できるチャンスと捉え、出演させていただくことを決意しました。
そしてなにより、僕のルーツである「倉敷」が舞台ということで、とてもご縁を感じております」などとコメントしています。
実行委員会が発表した新たな出演者は、高橋さんのほかに、同じ倉敷市出身の俳優ミズモトカナコさん、美作市出身の堀家一希さん、落語家の林家正蔵さんなど8人が出演します。
映画「蔵のある街」は高校生が倉敷美観地区で花火を上げようと奮闘する物語です。
去年(2023年)の夏にパイロット版を制作し、いよいよ来月下旬、本編がクランクインします。
脚本・監督を務める倉敷市出身の平松恵美子監督は、「この映画に集ってくれた素晴らしいキャストのみなさんと、何度でも観たくなる倉敷発の映画『蔵のある街』を、この夏、精一杯の努力と汗と恥をかきながら作るのだと、わくわくする思いでいっぱいです」とコメントしています。
この映画では、地元住民役などの一般出演者を募集しています。
一つは商店主や店員、職員、警察官、観光客などで、20代から70代の男女10人ほどです。
もう一つは主要キャストの小さい頃の役で、小学2年生くらいの男性3人、女性1人です。
締め切りは今月20日です。
詳しくは、つなぐ映画「蔵のある街」のホームページをご覧ください。