さて、最近は外に出てみると朝早くから夏の風物詩でもあるセミの鳴き声が聞こえてきますよね。
倉敷市の酒津公園ではセミの抜け殻を見て何の種類かを見極める観察会が開かれました。
酒津公園には倉敷市内外から8組25人の親子が集まりました。
先ずはセミの抜け殻を見つけに行きます。
セミのほとんどは7月上旬から羽化し始めるため、7月下旬に当たるきょう(27日)は木の幹や枝、葉っぱなどにたくさん引っ付いていました。
セミの抜け殻を集めたあとは部屋の中に移動して調査です。
先ずは大きさや触覚などを観察して、種類ごとに分けます。
そのあと卵を産むための産卵管がお腹のところにあるのかないのかを観察して、オス・メスを区別します。
参加した親子は絶妙に異なる特徴を見分けることに苦戦している様子でしたが、真剣な様子で見事すべての抜け殻の調査を終えました。
調査の結果、酒津公園ではアブラゼミとクマゼミが多いことが分かりました。
このイベントは「倉敷市立自然史博物館友の会」が主催したもので、来月(8月)24日(土)は生き物の観察会を行う予定です。
■倉敷みらい公園で生き物さがし
開催日時:8月24日(土)8時~10時
開催場所:倉敷みらい公園