総社市消防本部は春の火災予防運動の一環として岡山総社インター近くにある大型物流拠点施設の一つ「岡山郵便局」と合同で消防訓練を行いました。
訓練は、岡山郵便局の4階にある食堂調理場から出火した想定で行われ、職員が一斉に建物の外に避難しました。
まもなくして通報を受けた消防車両が駆けつけます。
訓練には総社市消防本部、総社市消防署、岡山郵便局の職員あわせて約60人が参加しました。
郵便局関係者は119番通報や初期消火、避難経路の確認を行い、通報を受けた消防隊員は消火、救助活動の訓練を行いました。
高さ22メートルの屋上に取り残された人は、はしご車を使って救助します。
実際に郵便局の職員がはしご車に乗って避難しました。
岡山郵便局は中国地方最大の郵便物などの物流拠点施設で現在約560人の従業員が勤務しています。
このような大きな施設での火災は大規模な火災に繋がりやすいため、施設の関係者と消防が連携することで有事の際の協力体制の確認と被害の軽減を目的に初めて行われました。
総社市内では今年に入ってから今日までに13件の火災が発生しています。
(13日10時時点)