総社市の夫婦が大学進学を希望する高校生の奨学金に役立ててもらおうと総社市へ1億3000万円を寄付しました。
総社市溝口の山本啓典さんと妻の紀久子さんが総社市役所を訪れ1億3000万円を総社市へ寄付しました。
駐車場の機器販売や運営を行う会社を営んでいた山本さんはおととし自社株の一部を売却しました。
その売却した資金を使って経済的な理由で大学進学をあきらめる高校生を救いたいと考え今回寄付を申し出ました。
総社市は「総社市人材育成山本あすなろ基金」を創設し大学進学で経済的に困っている総社市の高校生を対象に返済の必要がない奨学金を給付します。
奨学金の額は1人につき最大で360万円です。
今年度から12年間、毎年3人の給付対象者を決めあわせて36人を支援する予定です。
奨学金の申し込み受付は今年秋頃から行う予定です。