岡山県高校総体では21日から2日間水泳競技が行われ、熱い戦いが繰り広げられました。
水泳競技は倉敷市屋内水泳センターで21日から2日間に渡って開かれ県内175人の高校生スイマーが集まりました。
平泳ぎやバタフライ、リレーなどの16種目が行われ、各種目の上位8人が、インターハイにつながる中国大会に出場できます。
注目は倉敷古城池高校3年の中村美羽選手。
去年のインターハイでは200メートル平泳ぎで2位の成績を収めています。
今年に入ってからタイムに伸び悩み泳ぎを改善中という今回のレース。
平泳ぎ200メートル決勝では、後半で徐々に周りとの差を広げ、自身がもつ大会記録には及ばなかったですが、2分34秒30で3連覇を果たしました。
男子の200メートル平泳ぎでは、総社高校3年の難波瞭太選手が圧巻の泳ぎを見せました。
前半100メートルを1分7秒35で折り返し後半は独泳状態でゴール。
去年より0.84秒記録縮め、2年連続の優勝となりました。
1年生ルーキーも活躍しました。
東陽中学校出身で倉敷商業高校1年生の山田愛七選手です。
去年の県中学校総体では200メートル背泳ぎで優勝。
高校生になって初めてとなるこの大会でも優勝を飾り存在感を示しました。
女子400メートルメドレーリレーでは、倉敷古城池高校が序盤3組中2位につけていましたが、平泳ぎで1位に巻き返し最終的に2位と40秒の差をつけ優勝しました。
インターハイ出場をかけた中国大会は、7月18日(金)から20日(日)まで鳥取県の鳥取県営東山水泳場で行われます。