倉敷市真備町の横溝正史疎開宅の前に、神秘的な黒いチューリップが咲き、見ごろを迎えています。
横溝正史が生んだ名作、「金田一耕助」シリーズにちなんで名づけられた「金田一畑」の中におよそ300本の黒いチューリップが咲き誇っています。
「ブラックチャーム」という品種のこのチューリップ。
地元の吉備信用金庫と、全国有数のチューリップ産地をエリアに持つ富山県の砺波信用金庫が、3年前に疎開宅管理組合へ球根を贈呈したことがきっかけで育てられるようになり、2年前に初めて開花しました。
神秘的な黒いチューリップは今では疎開宅の春の風物詩となっています。
疎開宅管理組合によると、チューリップの見ごろは今月中だということです。
なお、横溝正史疎開宅は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月20日から5月6日まで臨時休館となりますが、「金田一畑」の見学は可能だということです。




