総社市ゆかりの鉄道の歴史にふれる写真展が総社市まちかど郷土館で開かれています。
こちらの写真は伯備線の開通により廃止された湛井駅で大正14年以前に撮影されたものです。
会場には吉備線や伯備線、井原線のさまざまな時代の写真、およそ100点が一堂に会しています。
任侠映画のロケに使われたSLや当時の総社駅に初めて急行列車が停車したとされる写真など今では見ることのできない貴重な写真が並びます。
現在の総社駅周辺の道が徐々に整備される様子がわかる空撮写真も展示されています。
また、現在、津山線のみで運行している車両が吉備線を走る写真など鉄道愛好家が撮影した珍しい1枚を楽しむこともできます。
こちらは井原線の総社駅のホームから北を見上げると見えるネズミです。
設計者の遊び心でしょうか。
総社出身の画家・雪舟が涙でネズミの絵を描いたという伝説がモチーフとされています。
「写真に見る総社の鉄道展」は8月2日(日)まで総社市まちかど郷土館で開かれています。