今年は1972年の日中国交正常化から50周年です。
玉野市日中友好協会はきょう(22日)、総会を開き、今年秋に記念事業を開催することなどを発表しました。
総会には玉野市日中友好協会の三宅 一典会長をはじめ、会員など、およそ30人が出席しました。
玉野市は1996年10月に中国の九江市と友好都市提携を結んでいます。
これまでに、教育やスポーツ、文化など様々な面で交流を深めてきました。
一昨年2月には、新型コロナ対策支援のため玉野市から2万枚のマスクを九江市へ送ったほか、去年11月には市内小中学生の絵画を贈り、九江市で友好都市絵画展を開くなど、コロナ禍で制限がある中でも積極的な交流が続けられています。
総会では、今年秋に日中国交正常化50周年を記念した講演会を開くことや、コロナの状況をみて、玉野・九江両市の小中学生の交流会などを開く計画案が示され、承認されました。
総会では、日中国交についての知識をより深めようと、講演も開かれました。
講師として招かれたのは、ウェブメディアVISION OKAYAMAの元編集長・猪木 正美さんです。
岡山市日中友好協会のメンバーでもある猪木さんは、井原市出身で、日中両国で書店経営者として成功を収めた内山 完造の生涯を紹介するとともに、日中の友好について自身の考えを話しました。
玉野市日中友好協会の会員たちは日中関係への理解をさらに深めている様子でした。