倉敷市と岡山市を拠点に活動する写真愛好家グループ「岡山写真研究会」の作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
20人のメンバーが所属するこの会は、各自が好きなテーマで作品に取り組み、倉敷市と岡山市で1回ずつ年2回の作品展を開いています。
今回は倉敷市在住者を中心に10人が出品し、個性あふれる組み写真10作品約100枚が並びました。
こちらは、倉敷市中島に住む伊井嬢子さんの「期間限定の仲間」と題された作品です。
「イナバウアー」をしているように見える赤い葉っぱや、近所の人が育てていたブドウなど日々の生活の中で出会ったパワーを与えてくれる仲間たちを写真に納めました。
倉敷市玉島の摩利支天さんは、すべての写真をスマートフォンで撮影しています。
初めてモノクロ写真に挑戦し、自宅の出窓から覗く飼い猫やレトロな雰囲気が残る清心町商店街など普段見ている景色を独特な斜めのアングルで切り取っています。
また今回は、写真研究会発足当時からのメンバーで、今年2月に亡くなった神達勝之さんの作品も合わせて展示されました。
写真展は、31日まで倉敷市立美術館で開かれています。