倉敷南高校で外国人留学生と英語を通して社会問題や自己啓発について話し合うプログラム「倉敷留学」が行われています。
「倉敷留学」は外国人との英語交流を通して英語のスキル向上を図るとともに多様な価値観やグローバルな視点を養ってもらおうと倉敷南高校が去年から行っているものです。
今年の倉敷留学には県内外の大学に通うベトナム人やスペイン人などの留学生6人と倉敷南高校や倉敷青陵高校の生徒など24人が参加しました。
プログラムは今月1日から5日までの5日間で実施され、国際的な社会問題や自己発見などを題材に話し合いをしていきます。
初日と2日目は貧困やジェンダーをテーマに議論が行われ、きょう、3日目は自分を見つめ直してもらおうと「アイデンティティ」をテーマにディスカッションが行われました。
自分がどういう人間なのか議論しながら分析したり留学生に意見をもらったりしながら多角的に追究していました。
また、自分を表現する取り組みとしてTシャツのデザイン作りを行い生徒は自分らしさを求め好きな絵や文字を描いて個性を出していました。
このイベントは来年春にも他校をまじえて行う予定です。