高梁川流域の企業の商品や文化を学生がPRする展示販売イベント「龍の仕事展」が、倉敷アイビースクエアのアイビー学館で行われています。
会場には、倉敷市や総社市、高梁市など龍=つまり高梁川流域に本社を置く23の事業者が集まっています。
龍の仕事展は、倉敷美観地区を訪れる観光客に地元の企業の魅力を伝えようと2010年から開催され、今年で14回目を迎えました。
それぞれのブースで接客するのは、吉備国際大学や岡山県立大学など流域の大学に通う学生たちです。
学生たちはインターンシップ生として研修を行い、企業の文化や商品への知識を深めてきました。
倉敷帆布を担当する学生は、ブースに置く商品選びから携わりデザインやレイアウトにもこだわりました。
味噌や麹を製造販売する総社市の「まるみ麹本店」のブースでは、お客さんの声を活かして商品の見せ方を変えたそうです。
龍の仕事展では、学生たちに企業の研修を通して流域の文化や歴史を知ってもらうとともにコミュニケーション力や企画力を磨いてもらおうと2014年からインターンシップを行っています。
取り組みが評価され、研修した企業に就職した学生もいます。
龍の仕事展は、今月10日(日)まで倉敷アイビースクエアのアイビー学館で開かれています。