早島町議会9月定例会が開会し、先月就任した佐藤博文町長が所信表明を行いました。
長7月に行われた選挙で現職を制し初当選した佐藤博文町長が、これからの町政運営について決意を語りました。
子育てしやすい環境整備を進めるにあたり、まず児童館の移転について言及しました。
当初は町立児童館を町役場の近くに整備する民間運営の施設に移転する予定でしたが、町立児童館は継続し、民間施設は子ども向けイベントの開催など児童館以外の機能も備える児童福祉関連施設として10月1日に開館する予定です。
今議会では一般会計補正予算案として1億467万円が計上されており、そのうちおよそ6900万円が児童福祉関連施設の建物の整備費に充てられています。
そのほか、JR早島駅の整備について、バリアフリー化は予定通り進めますがホールなどの拠点化施設は事業全体を確認しコスト削減を図る方針です。
また、公約に掲げていた防災公園の整備、学校教育関連事業として来年1月以降の給食費の無償化や建築から50年が経過する小学校の改修などを推進したい考えを述べました。
さらに政策の実現に向け町長の給与を町の財源に充てます。
月額77万円あまりの給与とそれに伴う賞与を50パーセント削減する条例を、今議会の議案として提案する予定です。
一般会計補正予算を含む19議案は11日に提案されます。
一般質問は21日から始まり、25日に閉会する予定です。