玉野市は、新しい庁舎の整備に向けた土壌汚染調査の費用などを含む補正予算案を発表しました。
玉野市の6月定例市議会に提案される一般会計補正予算案は、総額1億1900万円あまりです。
主なものとして、新しい庁舎の建設工事を前に土地の土壌汚染を調べる事業に約230万円を計上しています。
この調査は、過去にガソリンなどの有害物質を取り扱っていた場所で土壌汚染がないか調べるものです。
市が昨年度行った簡易調査に加え、土壌汚染対策法に基づき今年度本格的な調査を行うことが決まりました。
この調査によって解体作業の開始が3ヵ月延期となり、新庁舎の完成も2026年3月の予定から遅れる可能性があります。
そのほか、65歳以上の高齢者などを対象に新型コロナワクチンの接種費用を一部助成する事業に1億600万円あまり、市内のコミュニティ活動の充実を図るため築港西コミュニティ協議会と宇野地区連合自治会に備品整備などを補助する費用に460万円を計上しています。
玉野市議会6月定例会は、今月13日(木)に開会する予定です。