倉敷天城高校の生徒が倉敷市児島の海岸で海の生物を調査する実習を行いました。
大畠海浜公園の海岸を調査したのは倉敷天城高校理数科の生徒36人です。
はじめに、講師を担当する倉敷の自然を守る会の洲脇清さんから海岸に住んでいる生物の生態や調査にあたっての注意点について説明を受けました。
続いて、実際に生物の採集を開始します。
岩の下や隙間からは貝やヤドカリ、カニなどの生物を発見しました。
また、潮だまりからはハゼの稚魚も発見できました。
その後は、採集できた生物から海岸の水質を点数化し、グループごとに発表しました。
海岸実習は、夏の特別研修として天城高校理数科の生徒が4年前から取り組んでいます。
実習では、洲脇さんから瀬戸内海の環境の歴史についての講義も行われました。
マイクロプラスチックの問題など身近に対策できることも紹介され、生徒たちは海の環境に対する意識を高めていました。