生物多様性が守られている地域を国が認定する「自然共生サイト」に玉野市の胸上浜が選ばれ、認定証の授与式が行われました。
認定証授与式には、胸上漁業協同組合をはじめ、胸上浜の保全活動を行う企業など関係者およそ30人が出席しました。
式では、環境省中国四国地方環境事務所の坂口芳輝所長から胸上漁業協同組合の國屋利明組合長など代表者へ認定証が手渡されました。
自然共生サイトは、生物多様性の維持や回復などに取り組む民間の活動を国が認定する制度で、活動の周知や専門家との連携などを支援するものです。
玉野市では初の認定で、現在、岡山県では胸上浜を含む10ヵ所が登録されています。
近年、胸上浜は、魚介類の産卵や生育場となるアマモなどが茂る藻場が減少していて、20年前と比べ漁獲量が10分の1程度となっています。
胸上漁業協同組合は、10年以上前からアマモの種まきを続けているほか、おととしからは、ちゅうぎんフィナンシャルグループや環境コンサルティングを行う株式会社イノカとともに藻場の再生を目指す団体・瀬戸内渚フォーラムとして調査や情報発信を行っています。
活動計画では、5年後の2031年までに藻場のアマモの密度を現在の3パーセントから20パーセントまで引き上げることなどを目標としています。
胸上浜では、11月ごろにアマモの種まきが行われる予定です。




