倉敷市の装飾家能勢聖紅さんが国指定重要文化財の大橋家住宅で作品展「倉敷花もよい」を開いています。
大橋家住宅の大広間にはデニム生地をドレスのように形作り鮮やかな花をあしらった作品が展示されています。
作品を手掛けたのは倉敷市在住の装飾家能勢聖紅さんです。
毎年春と秋の年2回大橋家住宅で作品の展示を行っています。
今回も地元産の素材を使って繊維のまち・倉敷らしい作品に仕上げました。
作品の核となっている生地は井原市に本社を置くデニム製造会社青木被服が星空をイメージしてつくったものです。
花の色はあえて数を絞りインディゴブルーが映えるようにミモザやオンシジウムなど青の補色となる黄色の花を多く使っています。
また短いイグサを束ねた根駒をドレスにまとわせ倉敷らしさを演出しています。
こちらは敷かれている絨毯の色に合わせ赤を基調とした作品に仕上げました。
特徴的なのは大きな枯れた根。
上下をひっくり返して土に埋まっていた部分を露わにしています。
みずみずしいコチョウランやアンスリウムと合わせ生命力を対比して表現しました。
またイグサの帯を扇のように縫い付けたものをアクセントに取り入れています。
こちらは母の日をイメージして作った作品。
ピンクや紫などの色合いの小さな丸い花で可愛らしさを表現しヤシの鋭く大きな葉で全体の印象を引き締めています。
会場には、倉敷市出身の書遊家正太郎さんによるイグサの筆を使って書いたかすれが特徴的な書のほか、3人の備前焼作家が食器や花瓶などを展示・販売しています。
大橋家住宅が会場となっている倉敷花もよいは今月10日(日)まで開かれています。




