大学生や教員が講師となり地域の子どもたちが大学の学びを体験する日ようび子ども大学が開かれました。
日ようび子ども大学には県内の大学や短期大学16校が集まり、それぞれの学校で研究している分野を子どもたちに分かりやすい内容で教えました。
川崎医科大学のブースでは子どもが医者になり腹痛や腕の痛みを訴える患者の対応を体験しました。
学生に手助けをしてもらいながら症状を聞き、医療の現場で実際に使われている聴診器や包帯を使って診察を行いました。
また、臓器を正しく配置するパズルコーナーでは楽しみながらそれぞれの臓器の位置や働きを学びました。
アフリカ・ジンバブエ共和国の伝統的な歌が披露されたのはノートルダム清心女子大学のブースです。
演奏にはジンバブエ共和国の民族楽器「ラメラフォン」が使われています。
ラメラフォンは親指ピアノとも呼ばれ金属の板を指で弾くことによって音が鳴ります。
子どもたちは楽器に触れ聞きなれない音色を楽しんでいました。
岡山商科大学のブースではキッズマネー教室と題しおこづかいを貯めて貯金額5000円を目指しお金の大切さを学ぶ講座が開かれました。
子どもたちはお手伝いやテストを頑張ったごほうびでお金をもらって貯金していきますが夏祭りや旅行のお土産などお金を使う場面も多く頭を悩ませていました。
日ようび子ども大学は12年前から岡山市内で開催されていて今回初めて倉敷市で開催されました。
イベントを企画している大学コンソーシアム岡山事務局によると学校と地域のつながりを深めるため今後も開催を続けるということです。